ダムダム日記

ぼっちの孤軍奮闘ブログ

ネットの実名化で本当にいじめはなくなるのか


ネットの実名化の効果

こないだのホリエモンが出ていたTVタックルを見た。
内容としてはネットの規制を強化するべきだという人たちとそれに反対するホリエモンひろゆき氏とがぶつかるというもの。


その中で、規制手段の一つとしてネットを実名化するべきという話が出ていた。
2chなどで憂さ晴らし的に中傷をする人が大勢いて、一般市民さえ攻撃の対象になる。


それを減らすために実名制は有効な手段になるんじゃないかという話をしていた。


ひろゆきが韓国では実名化が導入されているけどだからといって、ネット上の犯罪は減っていないという。


調べてみたところ、インターネット上での中傷行為によって芸能人が自殺をしたことをきっかけに導入されたらしい。


しかしネット掲示板で施行されても悪質な書き込みが無くなるということはないとのこと。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/security/20121004_563898.html


そこら辺は規制賛成派の弁護士の方も多分知っているようで、無くせなくてもあくまで減らすという目的でやらないよりはやったほうがいいと言っていた。


規制賛成派には自民党の方もいたんだけど、どの程度実名化をした方がいいと考えているのだろうか。


ホリエモンが関わっている「755」というサービスでは発言が機械的、人力で監視しているみたいな話をしていた反応として、2chは結局匿名性のまんまといっていたから2chみたいなところを無くしたいということなんだろうか。


まあどの程度とか、う~んとなってきたわけだけど、見ている中で僕が思ったのは日本の会社が運営するサービスを使うときに実名化するということがいじめを規制するだけでなく、いじめられる人の行動を規制することにもなりかねないということだ。


環境を変えることと、匿名制


例えばいじめられた人が環境を変えたことでやってけたという話もあると思う。


それは中学から高校に移る時であったり転校をするであったり。


自分を知らない環境に逃げられるという選択をとれるというのはいじめられるというポジションから抜け出せるきっかけになる。


実際、現実では環境を変えると自分を知る人との遭遇ってめったにない。


僕自身不登校になった後、知っている人がいない高校に進学して同じ場所に住み続けているが中学の知り合いを認識することはあまり経験がない。


ネットだってそれが良いことかどうかなんて決められないけれど逃避の手段になる。


匿名だからこそ自分の後ろめたい素性を隠すであったり、そもそも明かす必要はなく参加できるようになっている。


2chだってブログだってツイッターだって悩みはある人が集まってるということを確認できる。他にもネット内でだけの交流をしている人とか。
それこそいじめられている人がネット上でなら良好な環境を作れる、そして精神的な支えになるということもあるだろう。僕はそうだった。


これが実名化してしまったらどうなるだろうか。


現実では遭遇するという機会は多少の環境の変化である程度減るだろうけれど
今以上にネット上では名前を検索すれば出てくるってことになりかねない。

 

簡単に現実で関係を持つ、もしくは持っていた人にアクセスされてしまう。


そして、実名でも気にしない人が攻撃してネットでの居場所みたいなものが崩れるということにもなりはしないか。

そもそも実名制ではネットで活動しようとなる人は少なくなると思う。

それこそfacebookを作れるような人が主体となってくるだろう。


感想とまとめ

なんか息苦しい。実名だったらはてなではブログもやめることになるだろうな。


結局日本があれこれしたってtwitterとかグーグルは規制が無理なんだから代替物が出てくるだけだし。


だから僕が書いた話もそこまで日本で規制されて、実名化されたところでそうなるとはいえないのかもしれない。


ただ、今現在力のある自民党のその議員が、規制するべきと言っていることが怖いなあとなったので書いてみた。


実名化することで罵詈雑言的発言を無くすことはできなくても、減らす。

その一方で匿名だからこそ作れていた環境というものも破壊されるのだったら、
もしくは代わりに海外のサービスに向かうのなら、
結局ホリエモンたち規制反対派の言うもっと他にやることがあるんじゃないのという方に賛成である。

 

 

 

 

 

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