ダムダム日記

ぼっちの孤軍奮闘ブログ

レールから外れればいいのか

 

中国のコールセンターに働く日本人のドキュメンタリーを見た。

日本で行き場のなかったり、急成長する中国に夢を抱いて海を渡る人が少なくないらしい。

登場する男性は月収は10万もないが、3万ほどの値段でタワーマンションに住んでるという。

そんな生活に満足して勉強せずなんとなく生きる日本人、がつがつと働いてスキルを身に着けていく中国人がコールセンターという職の中で対比的に映されていた。

 

日本は自発的な行動が苦手なのか。一般化は避けるべきだが。

最近もレールに乗った生き方は嫌だと言って大学をやめる人が現れたが、

レールという表現もまるで自分の意志とは無関係に今後の生活が決まっているような言い方だ。

大学への入学だって自分の選択であり、そこには様々なリスクや制限があり逆に恩恵もある。

リスクと利益を天秤にかけてその行動をするかどうかを考えて、自分の選択をすればそこにはレールなんて存在しない。

まるで強制的に社会へのレールが走っているかのような考えは改めるべきだ。

 

確かに自分が選択したからといって全て善であるとは言えない。問題がないわけではないだろう。新たな行動を起こすとき、利益ばかりに気を取られ、正しくリスク面を考慮していないといった場面は散見される。

また、判断能力を狂わせその選択が自発的なのかどうか疑わしいこともある。

例えば株の投資。貯金を全額突っ込むなんてものは投資ではなく、投機だ。しかし予想される利益で頭が一杯になり、リスクへ考えが及ばない。

ブラック起業も一例となるだろう。自己啓発的な訓示を唱えさせ、さも自発的に働いているように見えて肉体的にも精神的にも消耗している。

しかし、これらの例は自発的な選択であってもリスクを見誤っている。

投資は失敗するリスクがあるし、ブラック企業で体、精神を壊すよりも自分の安定の方が大切なはずだ(一概には言えないが)

先述した大学を中退して起業すると宣言した人も自発的な選択ではあるが、リスクを見誤っているように思える。大学へ行きながら企業であったり、休学という選択もある。

もし失敗した場合どうするか。利益だけでなくここまで考えるのは行動を決める上で重要だ。

世間では「夢は叶う」「努力は裏切らない」といった言葉が並ぶ。しかし失敗した後どうするかまでは語られない。

ポーカーをやっていてリスクに対する考え方が大きく変わった。

ポーカーではどんなに手札を握りしめ、場にあるカードを見つめても何にもならない。

手札が一番強いとされるA2枚だったとしても負けるときは負ける。

だから、負けを考慮した上で賭け金や降りるか残るかを選択する。

 

自分が考えて行動していくことでレールのような人生が変わっていくとは思うが、

その選択のリスクまで考慮する必要があると考える。

自分の怠惰な側面はたとえ海外という環境の劇的な変化があったとして変わるものでもないのかもしれない。

ドキュメンタリーの日本人は中国に埋もれていくのだろうか。

 

 

 

 

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